My Life in Geneva

ジュネーブ滞在の記録(2024年4月~2025年3月)

マルシェと遊園地(7 avril, dimanche.)

Marches et parcs d'attractions

ジュネーブに来て初めての日曜日。気をつけなければならないことは、日曜日はたいていのお店が閉まっていること。お土産屋さん、カフェ、レストラン、そしてスーパーも。ジュネーブ中心街ではさすがにカフェやレストランは開いていたけど、スーパーとかはすべて閉まっていた。

週末、代わりに楽しめるのは、市場や蚤の市。私たちが住むカルージュでも、ジュネーブのplainpalaisの広場でも、市場が開催。野菜、果物、チーズ、肉類、ナッツ、ワイン、キノコ、など、スーパーにはない様々なものが売られていた。ただし、値段はスーパーより高め。蚤の市は、ほんとうにガラクタばっかり。ジュネーブよりカルージュの蚤の市のほうが質がよかった。カルージュのマルシェでドイツ製の小さなお皿を10フランで購入。

カルージュの蚤の市

plainpalaisの広場では、期間限定で遊園地が開催中。乗り物は、そばのチケット売り場でその都度に購入。一つ、3.5~6フランくらい。例えば王子動物園の乗り物と比べると値段が高いけど、乗っている時間が長い(2~3分)。娘たちは、3つか4つくらいの乗り物を楽しんだ。

期間限定の遊園地

ヒルをつって景品をもらうゲーム

 

 

ジュネーブで買ったもの(6 avril, samedi.)

ジュネーブで買ったものと、日本から持ってきたものについて。

本当は、普段使っているものを全部持ってきたかったけど、重量制限がある・スーツケースに入らなかったので、諦めたものもある。

まず、ジュネーブで買ったものについて。プラスチックのお皿やコップ、タッパー、コーヒーメーカー、包丁、計量カップ、キッチンはかり、マグカップ、お茶用のポットなど。家具付きアパートで、キッチン用品は揃っているんだけど、やっぱり足りないものもあった。包丁もあったけど、とても切りにくくて怪我をしそうだな・・・と思ったので、Victorinixの包丁を購入(44.95CHF)。とても切りやすくで感動!大切に使って、日本に持って帰ろう。食器類は、陶器やグラスのものはあったけど子どもたちが割りそうだなと思ったので、プラチックのものを購入。タッパーは・・・めちゃめちゃ高かった。

ジュネーブで買ったもの

日本から持ってきたものは、服、化粧品、薬、ティッシュ、キッチン用品等など。大活躍しているのは、キッチンはさみ、ニトリのカット式台ふきん、ウロタマせっけん、エマールなど。日本ではウエットティッシュを使いまくっていたけど、こっちでは値段が高いので、ニトリのふきんを食事の時のおしぼりとして活用。これは、食器を拭いたり、台を拭いたりもできるし、最後はぞうきんにもなる。本当に大活躍。2つもってきたんだけど、一時帰国の10月までに足りるかな、と心配。他にも、スライサーは日本のものの方が優秀なので、一式を持ってきた。

10年前のアメリカ生活では、子どもがいなくて気楽&円高だったこともあり、ニューヨークブランドの服を買ったり、楽しんでいたな。でも今回は、ジュネーブでは服をほとんど買わないつもり。だから、こっちでも気持ちよく過ごせるように、たくさんの服を持ってきた。夏服は国際小包で送ったので、それが無事に届くかが、少し心配している。

生活を整える(5 avril, vendredi.)

4月5日、快晴。まずはジュネーブでの生活を整える。

午前中は日用品の買い出し。家具付きアパートだけど消耗品はないので、近所のMigrosでシャンプー、ボディソープ、洗剤、マグカップティーポットなどを購入。例えばこの40cl(400cc)のマグカップ、9.95CHF(1,596円)*1

Migrosのマグカップ

1.5mlのティーポットは14.95CHF(2,512円)。シャンプーとかソープとかは2CHFから5CHFくらい。こういう日用品は、やっぱり日本より高い。

あとは昼食用のピザや野菜、チキンなどを購入。チキンは味付きで、夕食に焼いて食べたらたいそう美味しかった(すぐに食べてしまったので写真はなし)!

チキンの丸焼きはアメリカでもよく作っていた*2。そのときは自分で味付けしていたけど、このチキンだったら焼くだけでOKなので、超簡単。週一で作りそう。サイドに蒸し野菜。持ってきたダイソーの蒸し器が大活躍。蒸し野菜は栄養があるだけでなく美味しくて、しかも超簡単(これもすぐに食べてしまったので写真はなし)。

チキン一羽

調理法の説明(ドイツ語とフランス語の併記)

このチキンは10.75CHFで、まあまあお手頃。まずは肉を食べて、残ったら他の料理(パスタ)とかにも使えるし、骨はスープにもなるし、最後まで活用できる。

野菜や果物は量り売りが多くて、人参3本で0.65CHF、トマト6個で2.3CHF、ガーリック1個で0.5CHF、タマネギ6個で1.4CHF、バナナ3.15CHF、バター4.4CHFなど。日本より安いものも、同じくらいなものも、高いものもある。でも、これだとやっていけそうだな、という価格帯で安心した。

一方で、びっくりするくらい高いのは、外食費やお土産屋さんで売っているような商品。暑くて子ども達が疲れていたのでカフェに入ったけど、コーヒー2杯、ジュース2杯で22.3CHFもしたのでびっくりした。今回住んでいるカルージュのアパートの近くにはお土産物屋さんもたくさんあって、少し入ってみて物色していたけど、クオリティに比して値段がたいそう高いので、物欲もさーっと引いていく。10年前のアメリカ滞在では、主にセカンドハンドのお店で散財していたけど、今回は物を買うことはほとんどなさそう。必要なもの(かつ持ってこられるもの)は全部持ってきてよかった!

*1:1CHF=168円で計算

*2:そのときのブログ記事はここに。

ジュネーブ到着!(4 avril, jeudi.)

4月4日。やっと、やっと、やっと、、、ジュネーブに到着!!

10時間半と6時間45分のフライトはやっぱり長かった。でも、小さなトラブルはあったものの、大きなトラブルなく到着できてよかった。

最初の小さなトラブルは、飛行機への持ち込み荷物の重量オーバー。ひとり7キロ、合計28キロ、という制限があることを知らずに、PC、ipadなどの機器を持ち込み荷物に詰めたものだから、7キロもオーバーしてしまった。なので、持ち込み荷物の一部を預け入れのスーツケースに入れることに。預け入れスーツケースの重量はすでに最大限近く(ひとつ30キロ以内)になっていたので、7キロの荷物をさらに詰め込むことはとても大変だった。でもなんとか、地上乗務員さんの親切もあり、無事に荷物を再分配できた。

他の小さなトラブルは、子どもが騒ぎすぎるとか、どこでもけんかが勃発するとか、それに気をとられて夫婦ともに忘れ物をしそうになるとか、色々。でも、結局、忘れ物をすることもなく、無事にアパートまで到着!

子どもたちは、関空ではしゃぎすぎたこともあり、離陸後、ご飯を食べた後は、基本的にはずっと爆睡。ドバイ⇒ジュネーブの6時間45分のフライトでも眠ったり映画を見たりでゆっくり過ごせた。深夜便は大変だったけど、この便だからずっと寝てもらえてよかったのかも。それに、2人とも、食事やトイレに特にケアが必要がない年齢になったので、こういう大変な旅程でもなんとかこなせるようになったのだなあ、としみじみ。

アパートに到着したのは4月4日の15時くらい。到着後は荷物の片付け。その間に次女がまた爆睡。全然起きなかったので、私と長女で徒歩3分のスーパー(Migros)へ。

去年9月の下見で行ったスーパー(coop)よりもお手頃な価格。大きくはないけど必要なものは揃っていて、このMigrosに足繁く通うことになりそう。人参、玉葱、ジャガイモなどの野菜は日本より安いくらいかも。物価調査に関する記事は後ほど。

長女は買い物してシャワー後に爆睡。次女はずっと爆睡。結局、2人が起きたのは次の日の朝。疲れたね。これからジュネーブ生活を楽しもう!

 

飛行機からみたレマン湖

出発します

今、関西国際空港のラウンジでブログエントリーを書いている。

関空23:45発、ドバイ5:15着の10時間半のフライト。ドバイからジュネーブへは6時間45分のフライト。今から24時間後にジュネーブに到着予定。やっぱり遠い。

ここ数日は、荷造りと掃除に忙しかった。今のマンションに住み始めてこんなに長く空けることはなかったので、部屋にお風呂に洗濯機に冷蔵庫に・・・とにかく掃除が大変だった。

荷物は、4つの特大スーツケース、各、約30キロ。1ヶ月前くらいからいろいろと考えて、持って行きたいものを詰め込んだ。服に化粧品に日用品に、いろいろなもの。ジュネーブの物価と円安が心配なので、なるべく買い物しなくてよいように、と。

ジュネーブに着いたら、タクシーでアパートに向かう予定。アパートに着くまでがこのサバティカルの最初の山場。今から少ししたら、特大スーツケースを預けて、少し身軽になって、長時間のフライトを楽しもう。

フランス語の勉強法

フランス語の勉強を、去年の4月から細々と続けている。

一応、大学の時の第2外国語はフランス語だったけど・・・文法が難しすぎて、ほとんど忘れていた。4月から、とりあえず文法を思い出すことに注力してきて、少しずつフランス語がわかってきた。

今、気に入っている勉強法は、日記を書いて、英訳して、それをフランス語にしてノートに書き写すというもの。今日はジュネーブ大学の人にメールを英語で書いたので、それをフランス語にして、文法を確認して理解して、ノートに書き写した。

この頃忙しかったので時間が取れなかったけど、できるだけ毎日続けていきたい。

 

English:

Thank you for your email.

As you suggested in your previous email, we will visit you Monday, April 8, at 10 am.

We will leave Japan at midnight on April 3 and arrive in Geneva around 1 pm on April 4.
We are busy packing now, but we are very excited to start our lives in Geneva!

Please enjoy your vacation.
See you soon.

 

French:

Merci pour votre courriel.

Comme vous l'avez suggéré dans votre précédent courriel, nous vous rendrons visite le lundi 8 avril à 10 heures.

Nous quitterons le Japon le 3 avril à minuit et arriverons à Genève vers 13 heures le 4 avril.
Nous sommes occupés à faire nos valises, mais nous sommes très enthousiastes à l'idée de commencer notre vie à Genève !

Profitez bien de vos vacances.
A bientôt.

 

スイスで病院にかかったときはどうする?

この記事(適用証明書)に書いたように、スイスの高すぎる医療保険加入を免除されるためには、私学共済から適用証明書を取得して、渡航後に当局(どこだ?)に提出しなければならない。それとは別に、在外中に病院に行くこともあるだろうから、医療費をカバーするための保険も必要だ。

病気やケガで病院に行かなければならないときは、その医療費は旅行保険でカバーできる。旅行保険は、大学が提携する保険会社を通じて加入する。私の分だけでなくて、娘たちの分も。なんと、保険料は大学が支払ってくれる。気前がよい。(ちなみに、夫の大学では自己負担・・・)

先日、保険会社で話を聞いてきた。保険会社が提供する医療機関であれば「キャッシュレス」で受診できるのだという。保険会社からもらったパンフレットに、スイス用の相談電話番号が記載されている。病院に行かなければならないときは、まずはその電話番号にかけて相談したらよい。そうしたら「キャッシュレス」で受診できる、保険会社が提携する医療機関を紹介してもらえる。その際の医療費は保険会社から支払われる。

ただし、虫歯と渡航前からの持病は旅行保険でカバーされない。虫歯と持病の時は、受診時に医療費を全額支払う。領収書等の必要書類を揃えておいて、帰国後に私学共済で精算する。いくらかは保険でカバーされるけど、日本にいる時のように3割負担とかではなく、9割負担とかになる可能性もある、とのこと。

つまり、虫歯になっては大変だ!ということ(持病は特にないので)。3月に家族全員歯科医に行って、きちんと検査してもらう予定である。